2020-6-5
予告編は腰に注意 1994年『タイムコップ』
皆さん、こんにちは。
予告編を語ろう。
今回紹介するのは 1994年『タイムコップ』
ジャン=クロード・ヴァン・ダム主演
タイムトラベルが可能になった時代
時空を超えた犯罪を取り締まるSFサスペンスです。
この予告編はしっかり覚えてます(キリッ)
オリジナルトレーラー(製作本国の予告編)をベースに
日本の宣伝コンセプトに合わせた予告編に構成し直しました。
完成された予告編を組み替えるのは簡単そうですが、
意外と難しく─
・カットの使える尺が限られてる
・音楽のタイミングなど組み替えでずれる
など悩ましい要素がたくさん。
タイトルをインサートして尺調整するとか、
音楽を編集してカットにあわせるとか
色々計算しながら組み変えて
どうしても要素が足りない部分は、本編からインターネガを起こします。
インターネガとはポジ(プリント)からネガを起こす作業。
当時はもちろん映画本編はフィルムで
約2時間の本編プリントはだいたい6ロールに分かれていました。
フィルムを収納する2000缶というでっかい缶を6缶
よっこらしょとスタインベック(簡易映写機)に運んで作業開始。
フィルムに傷・指紋をつけないように手袋必須!(ドキドキ)
必要なカットにこよりをつけて(慎重に…)
現像所へ送ってインターネガを起こしてもらうのです。
ちなみに長尺の本編だと
7缶、8缶などになり
よっこらしょでは腰を痛めるので台車を使いましょう。
話が逸れました。
「タイムコップ」日本版予告編の見所は3カ所!
★ 使用されてる音楽が「エイリアン2」の上がる楽曲!
★ ヴァン・ダムの奥さん役
ミア・サーラの叫び声から一気に加速する展開!
★ ヴァン・ダムのパンツ一丁大開脚!
以上3カ所です!
Youtube等探しましたが日本版予告編が見当たらず
もしどこかで見る機会があれば上記3点と
カットと音楽のマッチングなどもチェックしてみてください!
では次回をお楽しみに!
シラニタ